道との遭遇。「やった! これで帰れる!」

卒論締め切り前々日。だから明日に卒論を仕上げれば理論上問題ないはずなのだが世間様が「そういうのは早くしといて損は無い」というので僕も損が無いほうが良いと思ったので明日出す。


実際、見事なまでに最悪な出来の卒論で、この自信過剰が服と靴と眼鏡を装着しているような僕が「最悪」と言ってしまうような見事な出来で、こんなもの提出したくないのだけれど提出したくないというのは正直嘘なので明日出す。レ・キャトル・ピオネール(ああ無情)


「出席日数足らないー」「卒業できないー」「じたばた」
という叫びはこの時期になると良く聞こえるものですがふと気付けば自分の台詞だったので唖然とします。しかしこのこと自体には本当は絶望していないというところが困りものでこれは実は他の単位の足らない皆も共通見解だったりとかするんじゃないかなあとびくびくしながら言うのですが「本当に卒業、したいですか?」


「したいような」「したくないような」


「その後の生活は保障してくれるのですか?」「就職とかいう悪夢の作業を楽しくこなせる保証は?」「僕はこの後もぐうたら暮らせるのですか?」


ということで未来に本格的に怯えることもなく真綿で首を絞めるのが趣味の今日この頃です。とりあえず卒論直さなきゃ。じたばた。