その怠惰を殺す!

前回までのあらすじ……友人宅に転がり込んで嘘ひとり暮らしを始めてはや一年。就職というか派遣社員というかそういった不思議な環境で不思議な労働に勤しんだ山田だったが、そんな生活が長く続くはずも無かった。というかやめた。超やめた。二ヶ月だった。早かった。自分でも愚かだと思う。反省している。


怠惰な生活から抜け出そう、と突然思ったので、そのためには日記を書けばいい、と突然思ったので書く。その上今日はちょっと活動的だったので少し誇らしげに日記を書く。明日からもこうであると本当に良いと思う。しかし、それでもかなり怠惰な生活なので、自戒しながら書く。

午後二時半起床。正確にはもっとはやく目覚めていたのだが耳に届く雨の音にうんざりしていたので中々布団からでなかった。同居人はそれより三十分遅く起床なので僕の勝ち。
ゲーム屋にてPS2『ぼくのなつやすみ2』を購入。これで清く正しい夏休み生活を体験すれば僕もまっとうになるだろうという試み。30分ほどプレイしたが眠くなったので中断。コンディションが悪かっただけだ。きっと。

夕食に『JOJOの奇妙な冒険』に出てきた「娼婦風スパゲッティ」を作って食べる。辛かった。そして汗が死ぬほど出た。そりゃあ虫歯も生え変わる、というぐらいに。



これで今日はおしまい。これ以外の行動は「ごろごろする」しかしてない。いいのか!? 良くない! 駄目だ! 駄目だ!