谷川流涼宮ハルヒの憂鬱』、人に借りて読了。

らららラノベだー! ラノベらしいラノベだ! ラノベノしいラノベだ!
ヒロインちゃんが居てサブヒロインちゃんが居てサブサブヒロインちゃんが居る。主人公は当然冴えないし、何の理由で主人公になったのかも判らない、至って普通の主人公。それにちょちょいと小理屈をつけて、ライトノベル涼宮ハルヒの憂鬱』いっちょあがりぃ!


最近、佐藤友哉だの西尾維新だのを読むことが多くって、あれもあまりに露骨な文体だったりしたせいで「これはラノベですな。いや、別に批難しているわけじゃないですよ? でもこれはラノベですよね」とかそういうことを思ったりなんかしてたんですが、うん、やっぱ本物は違いますよ。ノベノベしいラノベとはやっぱ一線を画していますよですよだよ。


いや、でもしかし、ここまで露骨なラノベは久しぶりに読みました。あー結構面白いなー。でも調子に乗って続刊を自分で買ってしまった後には少し死にたくなった。ごーひゃーくーえーんー。


評価:B