漫画における銃器表現

少年漫画において、銃器を武器とするキャラクタは扱いづらくてしょうがありません。
だって、銃はどんな素人が操ろうとも一定以上のダメージを与えてしまうし、防ぎようがありません。当たり所が悪ければ即死です。
「主人公の攻撃」→「でも効かない」→「もっと強い攻撃」→「うわー」という黄金パターンが銃器漫画では不可能なのです。


だから、ブラックキャットで、完全に銃が鈍器扱いされているのも、銃撃は牽制で、銃自体で殴らないと致命打を与えられないという演出になるのも、しょうがない話かもしれません。


──というロジックでかの漫画を許せる人は心の広い人だと、ぼくは一人思う。