『SAYURI』・『博士の愛した数式』

『SAYURI』
見たよ! 全編英語で語られる芸者の話!
想像通りやばかったか、と聞かれると、うーん、結構普通の映画だった、というか良いほうだった。そりゃあ日常的に英語を使う芸者さんは面白いし、エキストラの素の日本語も楽しい。普段は「オニイサーン」とかなのに「ちょっと、兄ちゃん!」とかが入るのは確かに楽しい。でもまあ、慣れます。
メインストーリィとしては芸者さんたちの愛だの苦労だのが語られるわけですが、うん、そりゃあ苦労しますよ。芸者なんて商売を選んだのなら恋愛の価値は低く置かなきゃ苦労するに決まってます。『しあわせの理由』の例のソフトウェアを導入してでも自分の価値基準をいじらなきゃだめです。ぼくはここが気に入らなきゃだめです。
あと、金持ちは無茶をやるなあと。エンディングでたまげたのは僕だけではないはずです。もう少し、こう、他にやりようはなかったのかあんた。


評価:B


博士の愛した数式
メモを捨て去るシーンで「博士、無知カルトに敗るる!」と僕は心の中で叫んだ。大事なことは刺青にしておいたほうがいいと思った。一時の気まぐれで捨てちゃあだめなのよ〜。


評価:C−



こんなところ? こんなところさ。それじゃあ僕はもう行くから。またね。