浦賀和宏『学園祭の悪魔』・有栖川有栖『マレー鉄道の謎』

浦賀和宏『学園祭の悪魔』
宮部みゆきと逆の思想を感じた(参考:http://d.hatena.ne.jp/anezaki/20060312)。つまり宮部が「優しい人の中にも少しは悪い部分があるのだわ人類にはそういうところがあるのだわ、それはしょうがないしそういうひとが愛しいのだわ」だとすると、浦賀は「優しい人の中にも少しは悪い部分があるのだわ人類にはそういうところがあるのだわ、だからみんなしね」だ。前者と後者のどちらが好きかと問われれば断然後者が好きな僕は中二病と罵られてもしょうがない。

評価:B


有栖川有栖『マレー鉄道の謎』
本人が宣言するようにこういったものが本格ミステリなのだとしたら僕は本格ミステリが嫌いだ。地味ならなんでも渋いと言ってもらえると思うなよ!

評価:C


とにかく、今日は仕事が疲れた。まだ今後も掃除をしなくてはならないらしい。ふざけるな! 俺の時給は700円だ!