『CLANNAD』

ダブリ娘と不良娘クリア。
ダブリ娘は観鈴ちんエンド直前みたいなところでブツ切りエンディング。全ルートを見た後にまた……とかいう展開らしいのでなんともいえない。ただ、思っていたよりも患者度が低くて残念。この程度なら月一回のカウンセリングでも社会復帰できるだろう。


不良娘のほうは「なんかフツーの話」。確かに萌えるのだが奇抜なことも何もなく、フツーにくっついてフツーに揉めて、なんだかんだでエンディング。この類の「やらなくてはならないことと恋愛感情の板ばさみ」は飽きたのですよ。前世がどうとか正体が狐とか、前作までのスピリッツを失わないで欲しかったです。僕は変態ですか?




このゲームにおいても選択肢は中々に興味深い話であり、結構考える余地がある。ゲームの選択肢で悩ませるのは難しいのですよ。ギャルゲーならばなおのこと。
「あんたは良い父親だよ」「あんたは父親失格だ」
ダブリ娘ルートにおいての最大の選択肢(と、個人的に思っている)。これはゲーマーにおける「変な選択肢があったらとりあえずそっちを選んでみる」という心理を見事にコントロールしており、大変上手い。が、ここから先はネタバレなのでいくらなんでも発売直後にする話ではなく、大変無念である。畜生。焼き鳥美味い。