『ゼロの使い魔』『灼眼のシャナ』『学校を出よう』『バッカーノ!』『狼と香辛料』
昔は呼吸をするようにライトノベルを読み漁っていた僕も、ここのところでは昔からのひいきの作家をわずかばかり読むといった体たらく。それで何か悪いのか、誰かが損をしているのか、というとたぶん僕が損をしているなと思ったので急遽ライトノベルを5冊ほど乱れ購入。乱れ読みに突入した。シリーズものの1巻のみを5冊というのは僕の思うライトノベル道からは随分外れるのだけれども、まあいいじゃない。そんな日があったっていいじゃない。
面白かった順で行くと、
1.『狼と香辛料』
2.『バッカーノ!』
3.『ゼロの使い魔』
4.『学校を出よう!』
5.『灼眼のシャナ』
といったところ。逆順でコメントを記述。
『灼眼のシャナ』
いわゆる「俺かわいそう」系統の話。嫌いじゃないんだけど(なんせ俺は俺がかわいそうな話がだいすきだ)、作品内の専門用語羅列が辛すぎた。"紅世の徒"だの"ミステス"だのもう少し一般性の高い言葉を使ってもよかったのではないかしら。俺はとっくに死んでいて、それを知った俺のコピーたる俺は俺を偲んでいいやら悲しんでいいやら、という話のつくりからすると、今後の展開は「死んだと思っていた俺が実は生きていてコピーたる俺はまったくどうすればいいのか判らない」となると大変僕好みになるんだけど、まあそういう話になった、という噂が聞こえたら続刊を読もう。
『学校を出よう!』
ううん、いいコメントが思いつかない。なるほどこれがハルヒの裏か、とか世界観がどーとか、言える気がするんだけど一切言えない。また今度!
『ゼロの使い魔』
なんでもいいから武器を装備する→達人の俺・参上! の流れに実にライトノベルの流れを感じた。それが悪いかっつーと別に悪くない。よくもないけど、俺はライトノベルを読んでるんだ! というなにかしらの達成感のようなものがあった。現代のあかほりさとる感みたいな。まあ続きは読まんがな!
『バッカーノ!』
これ続くの!? うっそマジで!? 『インディージョーンズ4』があるってのを聞いたときと同じ印象。無敵状態になったメインメンバーでどうやって話を作るのか、というのが気になる。続きを読もうかアニメを見ようか。
『狼と香辛料』
ホロがかわいい。それ以外にもあるといえばあるんだけれども、やはり大切なのはホロがかわいいということだ。他は枝葉だ。「女性キャラクターが可愛ければそれでいいのか!?」というメッセージを友人から頂いたが、まあこの世に本がこれ一冊というわけでなし、これに関してはホロがかわいいというところで手を打っときましょうよ。ね。だってホロはかわいいんだもん。
こんなところさ! また君に会う日を楽しみにしているよ! はっは!