2006-01-01から1年間の記事一覧

宮部みゆき『模倣犯』

宮部みゆき『模倣犯』 どうも氏は世の中に深い絶望を抱いているらしく、作中のキャラクター全員の思想が一貫していない。善人はどこまでも善人というわけではなく、悪人はどこまでも悪人というわけでは──いやピースに関してはどこまでも悪人ということかもし…

「どうしてこんなところに来てしまったのか」「そもそも目的地は?」

つまり仕事がある日は疲れているので日記が書けない。最近の休日は予定だらけ。それがこの停滞を呼んでいるんだ。今日? 今日は仕事があったけどがんばる。そうしないと君がいなくなってしまいそうで。

GBA『MOTHER1+2』・GBA『ネットサル』

GBA『MOTHER1+2』絶賛放り投げ中。 GBA『ネットサル』僕が他の全てを放り投げることになった原因が君だ。どうして? 人生が高密度で回転している。忙しい。あとちょっと今月はお金を使いすぎなので控えようと思った。我慢だぞ。うん。

『ミュンヘン』・『ニューシネマパラダイス』・『機動戦士ガンダムF91』・『SIREN』

『ミュンヘン』 「殺すぞ」と思われたら人は殺されちゃうのよ〜。 『ニューシネマパラダイス』 映画オタクは恋人を作ることすら許されないのか。誰が許さないかっていうと僕でも君でもなく世間だ。絶望的だ。 『機動戦士ガンダムF91』 「質量のある分身」…

高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』・古川日出男『沈黙』

高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』 高濃度村上春樹。落ち着いて読めば宝物がたくさんありそうだけど今の僕は落ち着いてない。理由は下記。 古川日出男『沈黙』 想像していたのよりずっと落ち着いた作家であり小説だった。ポエム力が強い。僕も強くなり…

雑感スペシャル・ダイジェスト

『もう君を覚えているやつも殆どいない。僕はまだ生きているが時折君の笑顔を思い出すだけだ』

(その日の気分でカテゴリを作るからタチが悪い。何のためのカテゴリだ!)

宮部みゆき『模倣犯』 文庫版の1巻2巻と読んだところで3巻が見つからず。ぐわあ。 森博嗣『数奇にして有限の良い終末を』 もうすぐ読了。あふれんばかりの森博嗣密度に眩暈。私、酔っちゃったみたい……。 ゲーム『デビルメイクライ3』 遊びすぎて手が痛い…

(先週分の感想だよ)

『ブリーチ』 「限定解除のおかげでラクショーでした」 違う。限定のおかげで君たちは苦戦したんだ。そのことを忘れてはいけない。体制の犬になってはいけない。そんなのはあまりにも哀れじゃないか。

すべりこめ!

ああ、もう気付けば月曜日じゃないか。まだ先週のジャンプ感想を書いていないのに……。時間がないので雑に。

『男たちの大和』

『男たちの大和』 凄かった。この一言に尽きる。忘れてた、僕の邦画が大嫌いだった気持ち……! 基本的に序盤から終盤までずうっと蹂躙されっぱなし。それなりにパーティメンバーにはキャラが付けられるのだけれども、戦闘面のキャラ付けは皆無。 史上最強の戦…

倉阪鬼一郎『文字渦の館』・倉阪鬼一郎『泪坂』

まだまだ続くよ、倉阪先生祭り!(でもきっともう少しで終わる)倉阪鬼一郎『文字渦の館』 倉阪先生の作品から、他の小説にもある要素を全部省いたらできたような話だった。x(倉阪先生の小説)−y(他のすべての小説にある要素)=X(文字禍の館)まあ、す…

『ワンピース』 きみたちは大勢の前で何をやっているのかね。

雑感スペシャル『君が死んで随分経つけど僕はまだ生きているよ』

こういうリズムか? こういうリズムなのか? それが僕の日記の本質なのだとしたら、一体なんのために?

『SAYURI』・『博士の愛した数式』

『SAYURI』 見たよ! 全編英語で語られる芸者の話! 想像通りやばかったか、と聞かれると、うーん、結構普通の映画だった、というか良いほうだった。そりゃあ日常的に英語を使う芸者さんは面白いし、エキストラの素の日本語も楽しい。普段は「オニイサ…

倉阪鬼一郎『死の影』・グレッグ・イーガン『万物理論』

倉阪鬼一郎『死の影』 正直、この話自体について話すことはあまりないのですが、倉阪先生という人について少し思い至ったのでお付き合い頂きたくたく。 僕が気付いたこと、というのはですね(えへん)、「倉阪先生はホラー版島本和彦なのではないか」という…

我ながらカテゴリ作りがいい加減だ。こんなことでどうする!『みえるひと』 デスノートに引き続き「モノローグ過多のジョジョ」メソッド! みんながパクる前に俺がパクってやる──「岩代俊明がそのような思考を持つに至ったのは23歳の春、担当編集者が変わ…

雑感スペシャル『君の死体が腐っていく間も僕は生きていたんだよ』

なんだこのペースは! これでも日記と言えるのか!

『ノー・マンズ・ランド』

プライベートライアンは間違えて日本語吹き替え版をレンタルしてしまったので視聴中止。かわりにこちら。 『ノー・マンズ・ランド』人類はもうおしまいだ。 評価:A−

倉阪鬼一郎『大鬼神 ─平成陰陽師国防指令』・倉阪鬼一郎『内宇宙への旅』・倉阪鬼一郎『42,195』

倉阪鬼一郎先生祭り開催。倉阪鬼一郎『大鬼神 ─平成陰陽師国防指令』 手法としては『ディプロトドンティア・マクロプス』(我孫子武丸)と同じ。要するにくっだらない現象を真面目に描き、読者がそれにツッコミを入れる形のオカルトコメディ。 おおまかなあ…

前回の雑感のようにならないよう初手にジャンプ感想を配備! テニスにもブリーチにも節度を持った対応をするぜ。『ブリーチ』 阿散井恋次「もし最初から全開で戦ってたら勝てたかどうか……」当日記内(http://d.hatena.ne.jp/anezaki/20051209)の自説を補強…

森博嗣『レタス・フライ』

森博嗣は恐ろしい。僕たちはかの作家を人に紹介するときに「まずS&Mシリーズ、次にVシリーズ、その後に『四季』かな」とか言いがちだが、森博嗣の計画はその順番どおりに読まねば効果を発揮しないかというと決してそうではない。確かに「僕たちが感じた…

『ブリーチ』 最近のブリーチは面白いからみんなも真面目に読むといい。最近のブリーチはどこが面白いかというと、武官が支配している軍隊なのにパトレイバー2をやっているのが面白い。 なんで武官なのに現場の気持ちがわからないんだ。まだ前の何十何席と…

『ザスーラ』B 奇妙なボードゲームをプレイしたらその目に書いてあることが全部現実になってしまって大変なりよ〜、の『ジュマンジ』の続編。前作は街中でゲームがプレイされ、インドゾウの大群が現れたりしてたわけですが、今度は宇宙だ! 隕石群だ! エイ…

最近見た映画一覧を食らえ、そして気付いたらテニスも食らえ

同居人の友人訪問中。しかしそれを無視しながらタイプする最近見た映画一覧。せめて映画ぐらいは感想を書き残すのさ。